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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、凄腕プレイヤーならば「30分」でクリアできるゲームに。超人たちの挑戦は続く
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のスピードラン挑戦者達の間で、30分という記録の壁が崩れ落ちようとしている。日本人プレイヤーsketodara氏が先日、any%のAmiiboなしルールにて、30分10秒170という記録を叩き出し、世界1位に躍り出た(日本Wii U使用)。Amiiboありルールでは1か月前に米国プレイヤーrasenurns氏が29分46秒を記録していた。どちらのルールでも、いよいよ30分という壁が攻略されつつある。
中略
発売されてすぐの段階から、クリアタイム40分後半での戦いが熾烈になっており、そのうちタイムは40分台前半へと突入。Amiiboを使ったトリックや、言語を使った時間短縮、ダッシュ中に口笛を吹くことでがんばりゲージの消費を節約するwhistle sprintなど、さまざまなテクニックを用いて最速クリアを目指した競り合いが繰り広げられた。しかし、40分台を切るまでにはなかなか至らず、最終的に約1年後にその壁が破られた。そこからまた約1年が経った2019年初頭、ようやく30分の壁が崩されようとしている。
Sketodara氏のプレイを例に、いかにこうした最速クリアが実現されているかを見ていこう。冒頭から早速壁抜けを使い、オープニングをすっとばしているほか、ボコ弓と弓矢を入手している。これが後述するショートカットにつながるヒントである。そのほか随所で使われているのは「盾サーフィン壁抜け」ことShield Skew Clip。座標の歪みを利用して、壁を抜けてしまうという強引なグリッチだ(関連記事)。Stasis Launchと呼ばれる、オブジェクトの上に乗り飛んでいく基本テクニックも、時の神殿跡のてっぺんに飛ぶ際などにしっかりと使用されている。
そして本作においてもっとも存在感を見せているのは、リンクがものすごい速度で飛んでいくショートカットだろう。弓矢を構えてボコブリンを踏みつけたのち、ミサイルの如く遠方へとリンクがぶっ飛ぶ。あまりに猛スピードにて移動することから、ゲーム側の読み込みに待たされるシーンも多々ある。このBullet-time bounceと呼ばれるテクニックが、30分の攻防において非常に重要な鍵を握っている(関連記事)。敵キャラの頭上から、盾サーフィンをしながら、空中で弓を構えてスローモーション状態になり、そのまま敵の背中に落ちる。うまく敵に直撃すれば、対応した角度にリンクがものすごい速度で“ぶっ飛んで”いくのだ。
Am I a badass yet? pic.twitter.com/T1oo4hvzm3
— Zant (@Zants) 2019年2月7日
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Bullet-time bounceはここでも取り上げましたが、まさか30分でクリア出来るようになっているとは。
凄腕プレイヤーの探究心半端ない。
[kanren postid=”45361″]
みんなのコメント
海外ではこういうRTAの生配信でチャリティ出来るぐらい人気あるんだよね